最近、日本でも徐々に浸透しつつあるカフェインレス(ノンカフェイン/ディカフェ)。

どうせ妊婦やおしゃれ女子向けの一時的なブームでしょ?

なんでカフェインを控える必要があるの?意味がわからない。
なんて思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、世の中にはカフェイン中毒によってカフェインの摂れない、もしくはカフェインが苦手な体質の人もいるんです。
かくいう、管理人のくらげ(@owasa7)もカフェイン中毒・・・。
7年ほど前からカフェインを取ると焦燥感や緊張感におそわれ、摂りすぎると心臓がドキドキして意味もなく涙がでてきたりします😂😂やばいヤツです(笑)
正直、増えてきたと言っても日本でカフェインレスはまだまだ周知されていません・・・。
この記事では、くらげの体験を基にカフェインの影響や日々飲んでいるおすすめのカフェインレス飲み物を紹介していきます。
※オススメの飲み物だけ知りたい!という方は「おすすめのカフェインレスの飲み物5選!」からどうぞ♪
カフェインの影響って?

ドーパミンを増加させたり、眠気を抑制し疲労を軽減させるなど、一般的にカフェインは活力に欠かせない存在として浸透しています。
アメリカ食品医薬品局(FDA)によれば、健康的な成人であれば1日に約400mgのカフェインを摂取しても健康上悪影響はないといわれています。[1]
これは、コーヒー4~5杯程度のカフェイン量になります。
気分の改善、うつ病・パーキンソン病の予防としても効果があるとされるカフェインですが、
一方、多量に摂取することでさまざまな症状を発生させてしまう、という側面もあります。[2]
カフェイン中毒ってなに?
一度に多量のカフェインを摂取すると、急性中毒が引き起こされます。これがカフェイン中毒です。
健康的な成人が1時間で6.5mg/kg以上のカフェインを取った場合、その半数が急性症状を発症するといわれています。[3]
60kgの人を想定すると、390mgで中毒になる可能性があるということです。
缶コーヒー1本に含まれるカフェインは約93mg (50mg/100mlの場合)。1時間に4~5本飲めば中毒になるかもしれません。
まあ推奨量が1日400mgなので、一時間でそれだけ摂取すれば気持ち悪くなるのはわかりますね(笑)
ただこれは一般的な例なので、ご自身の体重や服用している薬、個人の感受性によって異なる場合があります。[1]
ちなみにくらげの場合は、アイスコーヒー(350ml) を数時間で3杯飲んだ結果、電車でパニック症状に陥り、自力で帰宅することができませんでした。。。
結構これくらい、みなさん飲んでいませんか?
ざっと計算すると、摂取量は下記の通りです。
★スターバックス アイスコーヒー
容量:350ml (トール)
カフェイン量:約165mg
数量:3杯
トータル摂取量:約495mg
当人の体質や当日のコンディションによって、中毒になる摂取量は変わってくると思います。
この日を境に、中毒になる量はぐっと下がり、コーヒーを数口飲むだけでも下記のような症状が引き起こされるようになってしまいました。
引き起こされる症状(体験談)
カフェイン中毒になって以降、カフェインを摂取するとどのような症状が引き起こされるのか、個人的な症状を紹介します。
★身体的症状:
吐き気や嘔吐・心拍数の増加・頭痛・頻尿など
★精神的症状:
焦燥感・不安・多弁・多動・興奮。酷いときは、パニック・不眠・涙がでてくるなど
コーヒーや緑茶なんかを飲むと、必ず吐き気や頭痛がしてきます・・。
上記は個人的な症状なので、カフェインをいくらとっても問題ない人や少量でもダメなひといろいろな方がいらっしゃると思います。
ただカフェインを多量摂取すると、誰にでもおこる可能性があることをお伝えしておきたいです。
カフェインを避ける/減らす方が良いひとって、どんな人?

健康的な成人であればカフェインはいい効果をもたらすといわれていますが、一般的に避けたり、減らしたりした方がいいといわれている人についてご紹介します。
妊娠中の方
妊娠中のお母さんがカフェインを摂ると、胎盤を通じてそれは赤ちゃんに届きます。
しかし胎児は排泄機能が未発達のため、摂取されたカフェインは排出されずどんどん体内に溜まっていってしまいます。
アメリカ産婦人科医協会(ACOG)によれば、妊婦や妊娠を望む場合カフェインの摂取量は1日に200mg以下に抑えておけば、流産や早産の主な要因にはならないようです。[4]
一方で、多量摂取による流産や早産の因果関係はまだ結論が出ているわけではありません。
摂取については、かかりつけのお医者さんへ相談するのがいいでしょう。
授乳中の方
妊娠中ほど赤ちゃんへの影響は少ないと言われていますが、多く摂りすぎると母乳を通して赤ちゃんがカフェインを摂取してしまうことがあります。
また、過剰摂取によって、乳児の睡眠障害やめまいなどにつながる可能性があります。
一般的には1日に300mg程度のカフェインであれば、摂取しても問題ないといわれているそうです。[5]
こちらについても、ご心配の方はお医者さんにご相談ください。
小さいお子さん
昔はよく、コーヒーを飲むとバカになる、背が伸びない、なんて理由で飲ませてもらえない同級生がいました(笑)
いまだ子供の脳の発達にどの程度カフェインの摂取が影響するのか、十分な研究はされていないようです。
ただアメリカの小児科学会では、12歳以下の子供にはカフェインの含まれるものは摂らせてはいけないといわれています。[6]
みなさんも気を付けて
カフェインの多量摂取によって、不安症状など自律神経への影響が引き起こされるのは事実です。
コーヒーやエナジードリンクを飲んで、なんとなく体調悪くなっている方はいませんか?
もしかしたら、知らずに中毒になっている可能性もありますよ😢
夜だけは、これからご紹介するカフェインレスの飲み物に置き換えてみるというのも、いいかもしれませんね。
おすすめのカフェインレスの飲み物5選!
カフェイン中毒が、日々飲んでいるカフェインレスの飲み物をご紹介していきます。
マウントハーゲン カフェインレスインスタントコーヒー
- 内容量:100g
- 原材料:有機コーヒー豆(パプアニューギニア、ペルー、メキシコ)
- 原産国 : ドイツ
- 商品サイズ(高さx奥行x幅):145mm×56mm×71mm
インスタントコーヒーなので、お湯をそそぐだけと簡単で飲みやすくておいしいです。
カフェインレスコーヒーはまずいと思われがちですが、このインスタントコーヒーは特殊な除去法を採用しているためカフェインレスでも本格的な深みのある味わいがあります。
スティックカフェオレ やすらぎのカフェインレス
- 内容量:21本(10g×21本)
- 生産国:日本
- 中身:コーヒーミックス(個包装 スティックタイプ)
寒い季節にはぴったりのおいしいカフェインレスタイプのカフェオレです。
ちょっと甘いので、コーヒー飲みたい時よりは温まりたいときにおすすめです。
アーマッド デカフェ アールグレイ
- 内容量:200g
- 原材料:紅茶、ベルガモット香料
- 原産国名:インド、スリランカ、ケニア、インドネシア、マラウィ、ウガンダ
- 商品サイズ(高さx奥行x幅):205mm×78mm×185mm
紅茶もカフェイン多いので、それをディカフェで飲めるのはありがたいですね。
これは甘みもほんのりで上品なおいしさでおすすめです。
義両親がオススメしてくれました、彼らは夜にこのディカフェ紅茶を飲んでいるそうです。
八女麦茶 ティーバッグ
- 保存料・着色料無添加
- 10g x 52袋入り
夏の時期麦茶は必需品ですね。薄すぎず苦すぎずちょうどいい味わいです。
1パックを水に入れ抽出したら3時間くらいでパックは取り出したほうが良いらしいです。雑菌がわかないとか。
もったいないので、1パックで二回は出したいですけど・・。
有機栽培 ルイボスティー
- 原材料:有機ルイボス(南アフリカ産)
- 内容量:175g(3.5g×50包)
安定のルイボスティー、最近ではいろいろな種類のものが出ていて味もおいしいです。
10分間沸騰させて煮出すのが少しめんどくさいですが、癖がなく飲みやすいです。うちの両親も大量買いしていました(笑)
お水を飲むのはいかがです?

正直どれにカフェインが入ってるなんて調べるのめんどくさい・・
カフェインが全く飲めないわけではないので、真剣にどの茶葉はカフェインレスなんて調べる根性はありません💦💦
でも体調が悪いと、一口飲んだだけで気持ち悪くなることも。。
もうめんどくさいので、お水を飲むことにしません??(笑)

お水2リットルダイエットなんて言われているし、ちょうどいいからはじめてみました😆
買って飲むのはもったいないので、水道水を浄水して飲むことに!
ブリタ fill&go ボトル型浄水器
これの良いところは、水道があればどこでも美味しいお水が飲めちゃうこと👍👍
専用のカートリッジをつけると水道水を浄水してくれるので、会社で毎日飲んでいます。
カートリッジは約4週間使えますが、1個が高いのでできるだけ長めに使っています・・。
そのうち水道水でも飲めるよになっちゃうかも(笑)
会社で飲めて、いちいち水を買う必要がないので重宝しています♪
まとめ
- カフェインは、気分をあげたり疲労を軽減する効果もある
- 一方で、多量摂取によってカフェイン中毒になる可能性もあるので注意
- 夜だけでもカフェイン摂取を避けるのも効果的かも
- 個人差もあるので、妊娠中や子供の摂取についてはお医者さんに相談!
おすすめの飲み物良かったら試してみてください。
みなさんもカフェイン中毒にならないよう、飲みすぎには注意です。
参考資料
記事を書くにあたって下記のWEBサイトを参考にさせていただきました。
英語のサイトも結構わかりやすく記載されていたので、勉強にもいいかもしれません。
参考